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”札幌きもの遊び”を終えて

早いもので、あのイベントから2カ月が過ぎた。

5月24、25日の2日間、豊平館で開催した”札幌きもの遊び”

お陰様でご来場者様は231名と大盛況となりました。

改めまして、お礼を申し上げますm(__)m

 

初めてのイベント開催。

道外からの出展者さんもお呼びして、どれだけ入るかもわからない、どれだけ売れるのかもわからない。

そんな中でスタートし、無我夢中で準備をすすめていきました。

とにかく、たくさんの方に着物の魅力を伝えたい。観てくれる方も出展者さんもが楽しめるイベントに、という想いで駆け抜けました。

多くの方にお知恵をいただき告知も想像以上のことになり、驚きながらも楽しく、忙しくも楽しく進んでいけました。

 

イベント前日に、出展者さんのひとり和裁士さんが体調を崩され出られないことになるハプニングもありましたが、なんとか無事に当日を迎えることが出来た。

 

開催を決めた当初、ポッと口から出た言葉が現実となる。その数がどれほどの意味を持っているかも、多いのか少ないのかも意識しなかったが、「200名を目標に」という発言が現実となった。

その”200名”を体感できたことは夢のよう。「あぁ、、200名ってこういうことかぁ」

 

『こんなイベントを待っていました』

『よくぞ!やってくださった』

『とても楽しかったです』

『アイデアがおもしろいですね』

『またやってくださいね!』

などの歓びのご感想をいっぱい!いっぱい!いただきました。

 

なかでも多かったのは70代以降の方

『もう着物は着ないのだけれど、解いて小物作りをしている。

新たな刺激、アイデアをもらえた。

また着たくなりました。』

 

世代を越えて、着物というものを通して繋がれた。

受け継ぐ着物を新しい世代が新たな感覚で楽しむ。

それを上の世代が受け入れ称賛する。

着物を着る人たちは減少する一方ではあるけれど、まだまだ、こんなにも着物に愛を持っている方がいらっしゃる!と感動しました。

日本人のDNAのようなものを感じた。

”もったいない精神”があるから、捨てずに解いて違うかたちに生まれ変わらせる。

着物を着ない方でも、そういう気持ちで着物に愛を持って接する。

 

今回のイベントは、新しいものを創り出す作家さんの集まり。

新古生地を利用して描く友禅作家さん。

古き伝統に革新を描く紅型作家さん。

リサイクル帯に独自の感性で絵を描く作家さん。

リサイクル着物に刺繍や新たなデザインを加え再生させるデザイナー。

新たな感覚で糸を組む組紐作家さん。

天然の素材にこだわり香りを生み出す調香師さん。

タティングレースやブリザーブドフラワー、フランス生地と着物のコラボレーションを創り出してくれた作家さんたち。

実行委員たちが、厳選して選びだしたメンバーに誇りを感じます。

出展者さん同士のつながりもでき、皆さんイベントを楽しんでくださったようで、それも何より嬉しいこと。

 

陰ながら動いてくれたサポーターの皆さんにも感謝いたします。

ありきたりではありますが、何一つ欠けてもこのイベントはこれだけの成果を得ることは出来なかった。

もちろん、行き届かない部分は多々ありましたが、初回にしては上々!大成功!です。

 

 

急遽の欠席となった和裁士さんのコーナーも後日リベンジ開催し、こちらも大盛況。

この話はまた別に記しておきますので、ご覧いただけると嬉しいです。

 

重ね重ね

札幌きもの遊び2024に関わってくださった皆様に、感謝の意を。

有難う御座います。m(__)m

有難う御座いました。

Thank you so much.

 

 

イベント終了後にお手紙をいただきました。

”日本の着物文化のためにも、これからも頑張ってご活躍くださいね” と

このお言葉を励みに次回の開催に向けて動いていきます。

 

 

 

写真は、NHKのTV中継にてお世話になりました、レポーターの岩尾さんとの2ショット(^^)/です。